パパー、緑色の救急車が僕を迎えに来たよー

どうでもいい事を自己満足の為につらつらと書き綴る日記です。 少々、痛い感じなのは気のせいじゃありません。

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単発ウェブ小説  僕と駅長

最近すっかり春めいてきた。
昼間ならコートを着込まなくても、十分過ぎる程に暖かい。
この季節は自然と心が弾む。
何かありそうな、そんな気持ちにさせてくれる。
毎年の事だがとても清々しい気分になる。

僕の名前は、藤田 徹。
この春、新社会人となったばかりの社会人1年生だ。
通勤途中に見る桜の花も近頃はめっきり色づき、春という季節の艶やかさを強調している。
この感じならこの週末には満開になるだろう。
久しぶりに学生時代の友人でも呼んで、酒の席でも設けたいな。
そんな事を考えながら歩いていたら、いつの間にか職場の前まで来ていた。
さぁ、今日も1日仕事を頑張ろう。

僕の勤めている職場はJRの駅の中。
そう所謂駅員って奴だ。
駅員って仕事は、思っていた以上にハードで毎日がまるで戦争だ。
朝は通勤のラッシュを捌き、夜は酔っ払いの客達を捌く。
もともと体力には自信がある訳じゃないので、家に帰る頃にはクタクタで働き始めてまだ1月だと言うのに既に3度程玄関で寝ている。
今は雑務ばかりのペーペーだけど、いつかは新幹線の車掌になるのが当面の目標かな(笑)

先輩達は優しいし、経理の絵里子ちゃんはとても可愛くて癒される(萌え要素)。
最近頻繁に目があうのだけど、もしかしたら…
とても働きやすい職場で、文句の付け様もないのだが1つだけどうにも分からない事がある。
それは駅長だ。

ここは駅だけど、会社と言う組織である以上、それを束ねるボスがいる。
勿論、駅と言う場所であるため、その役目は駅長であるコトは疑いようの無い所だ。

だがその駅長、何かがおかしい。
僕はまだココの駅しか勤めた経験が無いので、余所の駅長を知らないが、明らかに何かが違うのは分かる。

仕事は3交代制で、朝番が出社するのは始発前である4時ごろだ。
駅長は少し遅めでおおよそ皆が出社し終えた頃に来る。
始めの内は、これが世に言う重役出勤なのかと思っていたのだが、どうやら違うらしいコトに気が付いた。
他の先輩社員達が駅長に出社する時刻を遅く伝えているのだ。
なんでそんな事をしているのか疑問だったが、それもすぐ理解するコトとなった。

駅長が出社してくると、まず映画でしか見たことの無い様なベッドに縛り付けられ手足を完全に拘束される。
その後駅員監視の下、終業時刻までその拘束が解かれる事は無い。
何故こんな事をするのかあまりにも気になってしまい一度先輩駅員に聞いてみたのだが、「暴れるから」と死んだ魚の目をしながらつぶやいたっきり何処かへ行ってしまいそれ以上は何も聞けなかった。
確かに駅長はでかい。
身の丈は優に2mはあり、駅長と言う仕事にはおよそ必要なさそうな屈強な肉体をしている。
だからと言って1日中縛り付けられていたのでは可愛そうじゃないだろうか。
そもそも何故あんな素直に自ら縛り付けられているんだ。
っつーか、別に出社しなくてもいいんじゃないのか?
いやいやいや、飯とかトイレってどうなっているんだ?
色んな事が頭をよぎるがそれは聞いちゃいけない事の様な気がして、それを口に出すことは決してない。
こないだそれをうっかり口に出していた同期入社の田所君が、次の日から出社してきていない。
家にも帰っていないそうだ。
あぁ、空気が読めないばっかりに
新人歓迎会の席で、特急おどりこを運転するのが夢だって笑顔で語ってくれた田所君の事は決して忘れないよ!



田所君が、会社に来なくなって数日が過ぎた。
何事も無かったかの様に、平穏な日々が過ぎている。
僕も彼がどうなったのかとても気になるが、それはきっと聞いてはいけない事なのだろう。
そんな事より、あの駅長だ。
彼は一体何なんだ?
いや、それよりも人なのか?
計った事は無いが、恐らく身の丈3m近くはある(増えてる)。
そのうえ、まるで鋼の様な筋肉が全身を覆っている。
その屈強な肉体を誇示するかの如く常に
なぜだ、なぜあんなのが駅長なんだ?
因みに、僕は未だ駅長と一言も会話をしていない。
それどころか、駅長が喋っているのを見た事が無い
先輩の駅員達はどうやってコミュニケーションを取っているんだろう?
駅長を見る度に疑問は募るばかりだ。
駅長は、今日も拷問の様にベッドに拘束されている。


ある日、とうとう我慢が出来なくなった僕は、勇気を出して先輩に駅長の事を聞いてみた。
下手すれば命に関わるかも知れない。
…だが、もうこれ以上疑問を持ったまま働く事の方が苦痛だ。
僕は、先輩の目を真っ直ぐに見つめながら聞いたんだ。
「あの、駅長って何なんですか?」
先輩は、一瞬驚いた様な顔をして、僕の顔をちょっと見て「そうだよな、そりゃあ気になるよなぁ…」と呟いて、遠くを見つめている。
「でも、そろそろ教えてやるべきなのかなぁ?」
「そう言えば俺も今頃かな?おまえと同じ疑問を抱き始めたのは。」
遠くを見つめていた先輩が僕の方を向きなおした。
そして、何かを決意したのだろうか?
少しずつ、ゆっくりと喋り始めたんだ。
「そうだなぁ、何から話すべきか?おまえ駅長が鎖に繋がれてないのを見た事あるか?」
「いえ、ないです。」僕は答えた。
「あれな、俺がここに入った時はあんな拘束具無かったんだよ。」
え?じゃあ、あれはいつからなんだろう?
「いつだったかな?2年、んー3年前かな?」
「俺もまだ入社したてだったんだが、何故か駅長の付き添いで駅長会議ってのに参加してなぁ…」


『えぇ、ではこの議題は以上で終了します。何か質問がある方はいらっしゃいますか?』
そう司会の人は言い、場内を見回すが誰も手を挙げようとはしない。
ったく、なんで会議ってのはこうも退屈なんだ?
さっきから実のない話を延々と繰り返しやがって…
っつーか、なんで俺は駅長でも無いのに駅長会議とやらに出席してるんだ?
先輩に駅長のお守りして来いなんて言われたけど、なんで俺なんだろう?
そして、その駅長は会議開始から仁王立ちしたまま微動だにしていないんだが、あれはどう言う事なんだろう?
誰1人として突っ込まないしな。いや、寧ろ目を合わそうともしていない気が…
『では、次は近日導入が予定されておりますsuicaについての説明です。』
そう司会の人が言った刹那、突然駅長が吼えた。
「ふおおぉおぉおおぉおっっっっっ!!!」
そう咆哮するや着ていた制服をビリビリに破り始めた
「ぐおおおおおおぉぉおぉぉぉぉぉっっっ!!!!」
な、泣いてる。身の丈2mは優にあるであろう大男が突然男泣きを始めた。
何事なんだ。
俺があっけに取られていると
『まずい!!!』
そう司会の人が叫んだ。
ガタガタガタッ。
その場にいる全員が立ち上がって俺を見る。
『おい、おまえ、何してんだ?早くあいつを止めて来い!!』
俺は訳も分からずその場に立ち尽くす。






ドゴォーーーン!!






爆発音?
駅長が走っていった先から砂埃があがっている。
…嫌な予感がする。
俺は我に返ると駅長を追って走り出した。
ズギャーン
もう1発でかいのが来た!
音を頼りに方角と場所を定める。
どうやら会議場所となった駅の改札の方みたいだ。
また、火の粉があがった。
俺はその先を見つめる。
いた!!駅長だ!!





















泣きながら自動改札を壊してます。

















ちょwwwおまwww何してんだよwww
駅長は端から自動改札を壊して回っているようだ。
6つある改札の内、既に3つは使い物にならなくされている。
それを見つめる駅員は唖然としている。
改札を通ろうとしていた乗客達は、恐れ戦きその場から逃げ出している。
逃げ遅れた女・子供は泣き叫ぶばかりだ。
なんたる惨状。
最早地獄絵図を見ているようだ。
犯人は僕のトコの駅長ですけど。
ハッ、いけない。
早く止めねば!!
残り3つの改札は何としてでも死守しなければ!!!
…しかし、俺にアレを止められるだろうか?
拳1つで自動改札を軽々と破壊するその肉体は、既に人間のソレではなくなっている。
…俺、死ぬのかな?
っーか、何で俺なんだ?
言われるままに飛び出て来たが、別に俺が止める必要なくね?
死ぬ可能性がある仕事を断ったからって誰が俺を責められようか?
うん、そうだ。
自衛隊でも呼んで止めて貰おう。
うん、それがいい。
そう思い駅長に向かうのをやめようとした刹那。
ヒーロー、ヒーロー!!
いつの間にか、ものスゲー数の野次馬が集まっている。
ヒーロー、ヒーロー!!
そして、何故かヒーロー扱いされてる俺。
駄目だ。
今ここで帰ったら、この群集共に殺されかねない。
超盛り上がってるし。

ママよ!俺は胸の前で小さく十字を切ると、そう叫んで駅長の元へ特攻した。
わぁい、壊した改札をブンブン振り回しているよぉ^^
死んだ。確実に死んだ。
あいつは人間じゃねぇ。
止めれる訳ねぇよwww
俺オワタ\(^o^)/
僕は、行きの燃料だけ積んでアメリカ兵に特攻した大昔の兵隊さんはこんな気持ちだったんだなぁとか考えながら、家に残して来た読みかけの本の事とか、ペットの猫のチッチョリーナの事とか生まれてから今までの事を順番に思い出していた。
あぁ、これが走馬灯なんだな。
最後にもう1度だけ、メイジの牛乳プリンが食べたかった…
お母さん、先立つ不幸をお許し下さい。
駅長まであと3m。振り回してる改札から欠片が飛んでくる。
い、痛い…
俺は挫けそうになりながら、けれども目だけは真っ直ぐ駅長を睨み付け1歩1歩確実に進んで行った。
残り1m。
手を伸ばせば駅長を捕まえられそうだ。
俺は覚悟して駅長に手を伸ばした。
ブン回ってる元改札だった物に直撃。
もうまるで絵に描いた様に綺麗に。それは綺麗に俺は飛んだ。
後から聞いた話だと、凄まじいキリモミしながら飛んで行ったそうだ。
今時、漫画でも見ない程の他に比喩のしようが無い、そんなキリモミだったそうだ。
その場にいた全員が『あぁ、死んだ』そう信じて疑わなかった程のキリモミ、そうキリモミだったんだ。



次に俺が目を覚ましたのは、病院のベッドの上だった。
周りではすすり泣く声が聞こえる。
医者「打ち所が悪かった。手は尽くしましたが恐らく今夜が峠でしょう…」
…ちょwww俺の事かwww
うっわ、父ちゃん・母ちゃん泣いてるよwww
『おまえら、もちつけ。俺は生きてるって、ホラ。』
医者「ちっ」
気のせいか、今舌打ちが聞こえたような…
まぁ、いいや。
ホラ、俺は大丈夫だから。
次の日の朝刊には『キリモミ青年、奇跡の生還』と書いてありました。
危うく2階級特進するトコだったぜ。

その後、会社の上司の見舞いで俺は事の顛末を聞いた。
駅長があんな風に暴れたのは初めてじゃなかったらしい…
数年前、全国的に自動改札を導入する事が決まった時の駅長会議でも大暴れしたらしい。
その時は、自衛隊が介入してきて事無きを得たらしい。
どうやら、駅長は大のもぎり愛好家で自分の手でもぎれなくなる事に憤怒し、己の敵とばかりに自動改札を破壊してまわったと言うのだ。
成る程、そんな男がsuicaの導入を黙ってみていられるハズが無い。
それで今回の事件となった訳だ。

それを知ってた先輩駅員達は、今回の駅長会議は誰かの引率が必要だと判断した。
でも誰もその役目をやりたがらない。
…で、何も知らない俺にオハチが回って来たみたいだ。
事前に教えなかったのは、俺が拒否するかも知れないと思ったのと、万が一なにも起こらない可能性に掛けたのだそうだ。
ちょwww万が一ってwww
せめて、何事か教えろやwww
まぁ、そんなん聞いたら100㌫拒否るけどな。
おかげで俺は生死の境を彷徨ったわけだがな。


その他にも今まで聞きたかった駅長の事を勇気を出して聞いてみた。

・あの駅長がいつこの駅に来て、いつから駅長をしてるのか誰も知らない事
・駅長にはどうやら家族がいるらしい事
・日課の筋トレで既に5回は駅を破壊してる事
・自分専用のもぎりを、人間国宝に駅の予算を使い勝手に注文したらしい事
・そのもぎりは駅長の机の中に大切にしまわれている事
・そのもぎりを無断で持ち出した事務の二階堂君は、ここ最近姿を現さない
・個人向けのパソコンから、電車の運行を司るサーバーまでマイコン扱いな事
・そのパソコンのどのボタンを押そうが爆発させる
・仙台行きの特急を気まぐれで静岡まで走らせた事
・かと思えば各駅停車の鈍行を目的地までノンストップで走らせた事
・役員以下末端のバイトまで一人として名前を覚えて無い事
通勤は巨大な黒い馬に跨って来ている事

どんだけ好き勝手なんだよwww
っつーか、誰だよ、あいつ駅長にしたの?
とりあえず今回学習した事。
駅長には関わるな
その後暫くして、役員会議で駅長をもう縛ろうという事に決まったそうだ。
また大暴れするかと思いきや、何故か毎日素直に拘束されているとの事。
しかし、毎日縛られてる駅長て…


「という訳だ、藤田。」
「俺、あの駅長には1度殺されかけてるんだわw」
と、洒落にならない事を先輩は笑って言った。
「あぁ、それとこの事は他言無用だぞ?」
そういたずらっぽく笑うと、僕と先輩は漢の指きりを交わした。
次の日から先輩は来なかった。
僕は一生心の中に仕舞っていようと固く誓った。





田所君が会社に来なくなって数週間。
先輩が会社に来なくなって数日。
僕は、先輩の肉奴隷だった恵理子ちゃんと深い仲になっていた。
「ゃん、駄目よぉ、藤田くぅん。誰かきちゃう(はぁと」
今日も恵理子と仕事中に、情事を重ねていた時だ。
『業務連絡いたします。藤田君、藤田君。至急駅長室まで来てください』
ちっ。
良いところなのに呼び出しかよ。
おい、恵理子、また後でな。
「ぁん、こんなにしといて放置プレイ?ひどぉい(怒」
糞が。
肉便器のくせに口答えかよ?
これは後で、たっぷりと調教が必要だな。
まぁ、いい。
とりあえず、今は駅長室まで行かないと。
めんどくせぇ用件じゃなきゃいいけどな…
失礼しまーす!とありったけの大声で怒鳴ると、僕は駅長室の扉を開けた。
扉を開けると縛られた駅長を囲むように役員達が並んでいる。
な、何事なんだ??
『やぁ、藤田君。待っていたよ。』
何事ですか?と僕。
『今さっき、役員達の話し合いで決定したんだが、君にはこれから駅長の世話係をしてもらうよ。』
ちょwwwいきなりすぎwww
当然、僕はなんで僕なんですか?と尋ねた。
『なんで君かは、君が一番良く知ってるハズじゃないかね?』
僕の脳裏には田所君と先輩の顔が浮かんで消えた。
これは脅迫と言うのではないか?と思いつつも、まだまだやりたい事がある僕は今まで見せた事の無いような笑顔でハイ!と答えた。


駅長の世話係に任命されて、早1週間。
これと言って何事もなく平穏無事に過ぎている。
この1週間の主だった仕事といえば、毎日朝・晩の拘束具の開錠と施錠。
それと昼食を与える事。
後は2時間に1度の見回りだ。
他の時間には何をしてても良く、それで給料は据え置きってんだから、寧ろ駅長様々ですなぁ。
時間はたっぷりあるので、恵理子の調教もし放題だ。
こりゃあ笑いが止まらないぜ!!!
なんて思っててたのが間違いだったと僕は程なく気づかされたのだった。

フオオオオオオッッッ!!!
昼飯を取り終え、駅長室でウトウトしてた僕を駅長の叫び声が現実へと呼び戻す。
な、何だ?
ご飯はさっき与えたし、トイレも30分前に終わらせてるハズ。
グオオオオオオッッッッ!!!!
一段と大きな叫びが駅長室に木霊する!!
もう、訳が分からない。
…まさかウンコでも漏らしたか?
僕がアタフタしていると今までで1番の叫びを駅長がした。
と、同時に駅長室の壁を蹴破って何者かが侵入してきた。
駅長!貴様の命、貰い受けにやって来たっ!!!
駅長室に入ってくるなりそう叫ぶ大小の男2人。
身の丈3メートルはあろうかと言う大男の肩に、140センチ程の子男が乗っている。
お前ら誰だ?
『兄じゃ、あいつが俺たちの獲物だな?』
大きい男が小さい男に言った。
へぇ、ちっちゃい方が兄なんだ。
トグロ兄弟みt(ry
『そうだ、弟よ。あいつを殺し我が兄弟の悲願を達成させようぞ!』
俺をおいてけぼりで会話が進む。
グオオオッ!
駅長は吼えてばかりだ。
『何?猪口才な!その減らず口今すぐに封じてくれよう!』
兄が言う。
ってか、それで会話になってんだ?
どうしようも無いので、駅長の拘束を外そうとした瞬間、駅長は大地が震えんばかりの気合と共に自らの拘束具をぶち破った。
まさか暴走?
っつーか、拘束具意味ねぇwww
無言のまま見つめあう駅長と謎の男2人。
お、俺はどうすりゃいいんだ?
5分ほどの膠着状態が続いただろうか?
先に動いたのは2人組みだ。
『行くぞ!弟よ!!』
『オッケー、兄じゃ!』
そう言うと、兄が弟の手に乗り、弟は力の限り兄を放り投げる。
兄はまるでカタパルトから放たれたロケット弾の様に、凄まじいキリモミをしながら上昇している。
キリモミ…
思い出すだけで吐き気がしてくる…
おそらく上昇の頂点なのだろう、兄が1瞬止まると今まで溜めていた力を一気に解放するかの如く、更に激しくキリモミしながら下降を始める。
それを見ながら弟がこう言う。
『喰らえ!我らマーダーブラザーズの超絶キリモミアタック。』
うわぁ、センスねぇ技の名前。
それと同じ位、兄弟の通り名もセンスねぇ。
しかし、名前とは裏腹に技の威力は半端ねぇ。
あまりのキリモミに周りの物が、全て巻き上がって行く。
それはさながら竜巻の様であり、どうせならトルネードとかソレッポイ名前の方が良いのに!
そんな事を考えてる間に、兄は駅長の眼前に迫っている。
この場合は駅長を応援するのが、当然なんだろうがなんだかとっても兄を応援したい俺ガイノレ。
凄まじいキリモミが駅長に突っ込む!
辺りは白煙に包まれており、何も見えない。
徐々に視界が広がっていく。
そこには、悠々と立ちはだかる駅長と自分の技の威力の性か地面に体の3分の2をめり込ませた兄がいた。
『ぬおっ、わずかにコンマ3秒の間に兄じゃの攻撃を交わし、尚且つ拳による打撃を3回も入れてくるとは、流石は駅長!侮りがたし!』
地面にめり込んだ兄を引っ張りながら弟が解説ッポイセリフを言った。
フオオオッ!
『ふんっ、その減らず口もいつまで続くかな?』
体に付いた埃を払いながら兄が言った。
やっぱり会話になってるんですね?

      ---中略---


『えぇいっ!このままでは拉致が開かない!弟よ!かくなる上は2人同時攻撃で攻めるぞ!』
兄が弟に指示する。
『おぅよ!兄じゃ。我ら兄弟の同時攻撃は別々に攻撃した時の5倍の威力を発揮するからな!』
また弟が解説じみたセリフを言う。
それなら最初から2人で攻撃すれば良かったのにとか思ったが怖いので言うのはやめといた。

      ---更に中略---
弟が駅長の一撃で地面に倒れた。
『うぅ、兄じゃ。助けてくれ!あいつはバケモンだ!!このままじゃ殺されるぅ!』
兄に助けを求める弟。
圧倒的な力の差に最早戦う意思も見られない。
兄は弟に手を差し伸べる。
『あ、兄じゃ!!助かったぜ!』
兄は弟の手をグッと握ると、そのまま弟を空中へと飛ばした。
『!?』
『兄じゃ、な、何するんだ?俺を助けてくれるんじゃないのか?』
弟が悲痛な顔で兄に尋ねる。
『敵の前で命乞いだと?失せろ、一族のツラ汚しめ!』
そう言うと兄はエネルギー弾の様な技で自分の弟にトドメを刺してしまった。
跡形も無く吹き飛ぶ弟。
それなんてナッパとベジータ?
オオオオオオオオオッッ!!!
駅長が怒りをあらわにし、何かを叫ぶ。
『ハッ?笑わせるなよ?』
『あんな情けないクズなど弟に持った覚えはないわ。それよりも貴様でも感情を表に出す事があるんだな?』
『自分の命を狙って来た人間を殺されて怒るなど、とんだ甘ちゃんだな!クククッ。』
兄は不敵に笑うとそう言った。
ハイハイ会話会話
『それよりも良いのかな?あんなクズなどいなくとも、俺一人で戦った方が、今までの10倍も強いぞ?』
とうとう兄が、説明的な台詞を喋りだした。
僕はまた、それなら最初から独りで戦えよ!と思ったが、殺されたらかなわないので黙っている事にした。

『行くぞ!マーダーブラザーズ長兄殺し屋太郎が奥儀!悶絶手套!』
あぁ、やはりセンスゼロ
何だよ?
殺し屋太郎って?
ここまで引っ張っといてそんな名前かよ?
やる気なくすわ。
しかも手套って?
奥儀がタダのチョップかよ?
とか思ってたら、あっさり駅長にやられてるよ。
駅長つえぇwww
『くっ!これで勝ったと思うなよ?』
『我らの組織は、お前を狙い続けるだろう…クックックッ…』
それだけ言い残し、兄は息絶えたようだ。
まだ、こんなのが来るのかよ。
これも込みの世話係りって訳か…
いつか死ぬな…


弔いのつもりか、駅長は兄と弟の墓標を駅の構内に作り、自ら拘束具へと体を沈めた。
心なしかその背中は哀愁を帯びているように見えたんだ。
駅長よ、今はただ眠れ。
新たなる戦いに備えて…


                 -未完-



------------------------------------------------

とか言う小説を勢いだけで書いた。
反省はしていない。

実を言うとこれを書き始めたのは、4月の頭なのです。
だから、最初の方に桜が咲き乱れる描写があるんです。
しかし、1行書いては休み、2行書いては消してやりなおし、気が付けば6月も中旬ですよ。
さすがにこれはマズイと思い、一応の完結をさせました。
当初の予定では、これの3倍はある冒険活劇になる予定でした。
でも、無理!
才能の限界を感じます。
っつーか、文章書いて飯食ってる人ってスゲーなとシミジミ思いましたよ。

たったこんだけの文章を書くのに2月以上かかる俺。
他に仕事をしてるとは言え、あまりにも遅すぎる。
しかも書いてる内に、自分でおもしろいのか分からなくなんのよ、コレ。
第3者の意見が無いので、相当のオナニー小説に成り果ててます。
今読み返したけど、赤面するほどツマンネーorz
駅員の仕事も特別調べて書いた訳じゃないので、恐らく間違い連発のハズ。
後半なんて明らかに手抜きだしね。お恥ずかしい。
公開をやめようかとも思いましたが、せっかくここまで書いたのでコジンマリと公開致します。
おまえら何も言うな!
この小説が痛いのは、俺が一番分かってる。

さてこんなオナニー小説ですが、マイミクが原案を手伝ってくれてるんです。
駅長と言う微妙な職業と大まかな設定を一緒に考えてくれました。

SPECIAL THANKSマイミクのちきちゃん

ようやく完成しましたよ!
完成したっつーよりは、無理やり終わらせたっつーのが正しいが。
それとこんな基地外小説を最後まで読んでくれた人もサンクスです。
ツマンネー、おまえ殺すなどのご意見待ってますです。
もう2度と書かないけどな。
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yapou

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久しぶりの更新ついでにブログの見た目も変えてみました
微妙に見づらい気がしないでもない

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